いまの診断・治療に納得できないとき

セカンドオピニオン 院長コラム
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― セカンドオピニオンという選択 ―

「今の診断は本当に正しいのだろうか」「何年も薬を飲んでいるのに、よくなっている実感がない」「処方される薬がどんどん増えていくのが不安だ」――長く治療を続けている方ほど、こうした疑問を抱くことがあります。けれども、主治医に直接尋ねるのははばかられる、と感じる方も多いのではないでしょうか。

こうしたとき、別の医師の意見を聞く「セカンドオピニオン」という方法があります。このページでは、精神科におけるセカンドオピニオンの考え方と、当院でお引き受けできることの範囲についてご説明します。

セカンドオピニオンとは

セカンドオピニオンとは、現在受けている診断や治療について、主治医とは別の医師の意見を聞くことです。目的は、主治医を変えることでも、今の治療を否定することでもありません。今の診断・治療を別の角度から見直し、ご本人が納得して治療を続けられるようにすることが目的です。

精神科の診断は、検査の数値だけで一律に決まるものではなく、症状の経過や背景を総合して判断します。そのため、経過を改めて丁寧に見直すことで、見え方が変わることもあります。別の専門家の視点を加えることには、一定の意義があります。

こんなときに、検討する価値があります

次のような状況が続いているとき、一度別の医師の意見を聞いてみることが、整理の助けになる場合があります。

  • 長期間にわたり治療を続けているが、改善している実感がない
  • 診断名に納得できない、あるいは説明が十分に得られていないと感じる
  • 薬の種類や量が増え続けていることに不安がある
  • 複数の薬を長く飲んでおり、整理できないか相談したい
  • 自分の状態について、専門的な立場からの見立てを改めて聞きたい

当院でお引き受けできること

当院では、精神科診断の再評価という形でのご相談をお受けしています。これまでの経過やお薬の内容を伺い、専門的な立場から見立てをお伝えします。当院は「脱・薬物療法」を掲げており、特に多剤・長期処方に疑問をお持ちの方のご相談には、減薬の観点からも見直しの視点をご提供できます。

ご相談の進め方

これまでの経過、現在の診断と処方内容を伺います。可能であれば、現在の主治医からの診療情報提供書(紹介状)や、お薬の内容がわかるもの(お薬手帳など)をお持ちいただくと、より正確な見立てが可能です。そのうえで、診断や治療についての当院の考えをお伝えします。

大切にしていただきたいこと

セカンドオピニオンを上手に活かすために、いくつか知っておいていただきたい点があります。

今の主治医との関係を断つ必要はありません

セカンドオピニオンは、現在の治療を続けながら、別の意見を「参考として」聞くものです。当院の見立てをお伝えしたうえで、その後の治療を現在の主治医のもとで続けられるか、当院で継続するか、あるいは別の選択をとるかは、ご本人が状況に応じて判断されることです。当院から特定の選択を強く勧めることはありません。

自己判断で薬を中断しないでください

「今の治療に疑問がある」と感じても、ご自身の判断で急に薬をやめることは危険です。特に長く服用している薬は、中断によって不調が現れることがあります。見直しが必要な場合も、必ず医師と相談しながら、計画的に進めることが大切です。

当院は、現在の主治医の治療を一方的に否定する立場をとりません。これまでの治療にも経緯と意味があります。そのうえで、別の視点を加えることがご本人の納得につながるなら、その役割をお引き受けします。

受診をお考えの方へ

「今のままでよいのだろうか」という疑問は、ご自身の治療に真剣に向き合っている証でもあります。一人で抱え込まず、別の専門家の意見を聞くという選択肢があることを、知っておいていただければと思います。まずは、これまでの経過を一緒に整理することから始めましょう。

ご注意ください:当院は救急対応や入院設備のある医療機関ではありません。症状が重く、緊急の対応や入院治療が必要な場合には、適切な医療機関の受診をおすすめすることがあります。このページの内容は一般的な情報提供です。

あおばこころのクリニック

静岡市葵区鷹匠3-17-6 / 完全予約制 TEL 054-200-2227(受付 9:00〜17:00)

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