InSomnograf(インソムノグラフ)は、睡眠時の脳波を測定してAIで解析し、専門家のアドバイスや改善アドバイスを加えて利用者にレポートする、睡眠計測サービスです。
S’UIMIN社代表取締役の柳沢正史教授は、世界最高水準の睡眠研究拠点である筑波大学国際統合睡眠医科学研究機構(WPI-IIIS)の機構長を務めています。柳沢教授は、新規生理活性ペプチド「オレキシン」を世界で初めて同定し、その機能的役割を通じて過眠症「ナルコレプシー」の病態機序を解明しました。これらの先駆的知見は、過眠症および不眠症に対する画期的な治療薬の創出へと結実し、睡眠医学分野におけるパラダイムシフトをもたらしました。この卓越した業績により、柳沢教授は米国スタンフォード大学のエマニュエル・ミニョ博士とともに、世界的に権威あるブレークスルー賞を共同受賞しています。
自宅で可能な精密睡眠評価 ― インソムノグラフによる新たなアプローチ
精神症状は身体症状と異なり、血液検査やレントゲンなどのように客観的評価が容易な検査手段が限られています。睡眠障害もその例外ではありません。本人は「眠れていない」と感じていても、家族からは「いびきをかいてよく眠っていた」と指摘されるなど、主観と客観が一致しないケースは少なくありません。
近年では、スマートウォッチやスマートフォンを用いて簡易的に睡眠を評価できるようになりました。さらに従来から、脳波検査によって睡眠状態を客観的に測定することは可能でしたが、この場合は一泊入院が必要であり、時間的・経済的負担が大きいという課題がありました。
インソムノグラフの登場により、自宅で脳波を計測し、精密な睡眠評価を行うことが可能となりました。日常環境下での測定により、より自然で実態に近い睡眠状態を把握できるという大きな利点があります。
費用
検査費用は24,000円(5晩プラン)、15,200円(2晩プラン)です。2晩プランは簡易版であり、「専門家による専用アドバイス、睡眠障害リスク判定」がある5晩プランをおすすめします。

検査の流れ
1 当院で検査の申込みをしていただき、スマホ等で睡眠アンケートや必要事項を入力、自宅に計測デバイスが届きます。
2 自宅で計測(基本的に5晩)していただきます(計測デバイスの返却はコンビニ等から返送していただきます)。
3 その後睡眠評価レポートが届きます。

こんな方におすすめする睡眠脳波検査 ― インソムノグラフの適応例
本検査は、以下のような目的やお悩みをお持ちの方に適しています。
- 眠れていないと感じるが、原因が特定できない方
(例:睡眠時無呼吸症候群の可能性はあるが、そうでない場合も考えられる) - 日中の不調や強い眠気の原因を調べたい方
(よく眠れているか否か、また眠れていない場合の要因を明らかにしたい) - 睡眠の質や不眠の有無・程度を客観的に確認したい方
- より質の高い睡眠を得るための改善策を知りたい方
- 美容やダイエットなど、特定の目的で睡眠改善に取り組みたい方
なお、本検査は計測用電極が頭囲52cm以上の方を対象としており、原則として中学生以上であれば問題なく受検いただけます。イメージとしては、人間ドックにおけるCTやMRIなどのオプション検査に近い感覚です。明らかな症状がある場合は、オプション検査ではなく病院の受診が優先されるのと同様に、本検査も健康チェックや原因探索の一環としてご利用いただけます。
検査の結果、必要に応じて適切な治療や医療機関を紹介いたします。
人生の3分の1を占める睡眠を、より健康的で充実した時間にできているか。ご関心のある方は、ぜひご相談ください。
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