私は長い間、対人関係の困難や不安を抱えながら生活してきました。幼少期から人と関わることが苦手で、特に集団生活の中では強い緊張を感じることが多かったのです。小学生の頃は場面緘黙があり、友人の支えがなければ学校生活を送ることが難しかったことを覚えています。中学に入ると、周囲からの注目やいじめを受けるようになり、ますます人との関わりが難しくなっていきました。
高校時代も同じような困難が続き、日常生活の些細なことが大きな負担となりました。例えば、人と話すだけで大きなストレスを感じ、鏡を見ることさえ苦痛に感じるようになりました。そんな中、私は精神科を受診し、「統合失調症」と診断されました。処方された薬を試してみたものの、副作用が強く、日常生活がさらに難しくなることもありました。
その後、別の医療機関*でセカンドオピニオンを受けることを決意しました。そして、新たな診断は「発達障害を背景とした適応障害」でした。以前の診断とは大きく異なり、誤診されていたことを知ったときの衝撃は大きかったです。しかし、正しい診断を受けたことで、少しずつ自分の状態を理解し、向き合うことができるようになりました。
現在は薬に頼らず、自分のペースで生活を整える方法を模索しています。調子の良い日もあれば、何もできず横になって過ごす日もありますが、それでも少しずつ前に進んでいる実感があります。過去のつらい記憶に囚われることもありますが、カウンセリングを受けながら、少しずつ気持ちを整理する努力をしています。
同じように診断や治療に悩む方へ伝えたいのは、「セカンドオピニオンの重要性」です。一度の診断だけで決めつけず、納得できるまで専門家の意見を聞くことが、自分に合った治療への第一歩になるかもしれません。そして、どんな状況でも、一歩ずつ前に進むことが大切だと感じています。
別の医療機関*:当クリニック