当院では、薬に頼りすぎない精神科診療を基本とし、患者さん一人ひとりに合わせた治療方針を立てています。
症状を一時的に抑えるだけでなく、根本的な回復と再発予防を目指します。
診療の基本方針
対応できること・できないことを明確に
初診の段階で、当院が対応可能なことと対応が難しいことを丁寧に説明します。
できないことは正直にお伝えし、必要に応じて他の医療機関をご紹介します。
当院で対応できない例
- 夜間や休日の救急対応
- 自殺念慮や自傷行為で緊急性が高い場合
これらの場合は、安全のため救急対応可能な医療機関をご案内しています。
治療方針が合わない場合は他院をご案内
- 「薬だけで症状を抑えてほしい」というご希望にはお応えできないことがあります。
- 治療の目的や方法についてご理解いただけない場合は、より適した医療機関をご紹介します。
漫然と通院を続け、症状が改善しないまま治療費をいただくことは、当院の理念に反します。
「脱・薬物療法」を目指して
当院の目標は、可能な限り薬に頼らない治療です。
もちろん薬が必要な場合は適切に使用しますが、不要な場合は処方しません。
薬を使わない治療例
45歳男性・適応障害のケース
- 職場ストレスによる不眠・不安・食欲低下で受診
- 診断は「適応障害」
- 薬は使わず、休職を指示し診断書を発行
- 約1週間で睡眠と食欲が改善し、復職に成功
治療開始前にお願いしていること
1. 具体的な治療目標の設定
治療は登山に似ています。
- 山(目標)を決める
- ルート(治療計画)と期間を設定する
医師は登山のコーチとして、患者さんに合った方法をご提案します。
2. 治療中の飲酒制限
飲酒は睡眠の質を下げ、うつ症状や不安症状を長引かせます。
治療効果を高めるため、治療開始時には断酒をお願いしています。
3. 不要なお薬は処方しません
精神疾患と診断されても、薬の必要性がない場合は処方を行わず、生活改善や環境調整を優先します。
患者さんとの協力体制
当院の治療は、患者さんとの信頼関係と協力があってこそ成り立ちます。
- 治療方針の共有
- 定期的な振り返り
- 必要に応じた他機関との連携
を大切にしながら、根本的な回復と再発予防を目指します。
まとめ
- 対応できること・できないことを明確に説明
- 緊急時は適切な医療機関をご案内
- 「脱・薬物療法」を基本に、不必要な薬は処方しない
- 治療目標と計画を患者さんと共有
- 飲酒制限など生活習慣改善も重視
あおばこころのクリニックは、薬に頼りすぎない精神科治療で、あなたの回復をサポートします。