発達障害と向き合った私の体験記
私は長年、仕事でのミスや対人関係の不安、家庭でのストレスに悩んできました。特に職場では小さなミスが重なり、自信を失いがちで、家では子どもの不登校などの問題もあり、心身ともに疲弊していました。
そんな中、精神科を受診したことで、自分が「発達障害(ADHD)」である可能性を知りました。診断の結果、注意欠如・多動症(ADHD)とされ、医師の勧めで薬物療法を開始することになりました。
最初に処方された薬は副作用が強く合わなかったのですが、後に「コンサータ」という薬に変更されました。これが私には非常に効果的でした。服用を始めてからは、職場でのケアレスミスが明らかに減り、注意力が向上し、家事や育児のルーティンもこなせるようになったのです。
不安なときには頓用薬も併用しつつ、医師や上司と相談しながら少しずつ職場復帰を進めました。フルタイム勤務もできるようになり、以前よりも落ち着いて仕事に取り組めるようになったことに、自分自身が一番驚いています。
この経験を通じて実感したのは、「自分を知ること」と「適切な治療に出会うこと」の大切さです。ADHDという診断は決して「レッテル」ではなく、自分の特性を理解し、生活をよりよくするための一歩でした。